アメリカで看護師として絶対必須な【実践的な】英語力!TOEFLについても質問を頂戴する事もあるため、少し看護と離れて今回のトピックはTOEFLです。
TOEFLとは、Test of English as a Foreign Languageの略です。英語を母国語としない人の英語の能力を測定するテストです。留学や、海外での仕事や資格の取得を考えたことがある人は、聞いたことがあるかもしれません。
例えば、日本の看護師免許をアメリカ・カリフォルニア州の看護師ライセンスに書き換えする際にも求められます。
TOEFLには、いくつかの種類がありますが、最も一般的なのはインターネットベースのテストであるTOEFL iBT(Internet-based Test)です。
TOEFL iBTは、以下の4つのセクションで構成されていて、試験時間は約2時間です。
①リーディング:約35分
②リスニング:約36分
③スピーキング:約16分
④ライティング:約29分
問題数と内容は、
①リーディング:20問、文章を読んで質問に答えます。
②リスニング:28問、短い講義や教室でのディスカッションに関する質問に答えます。
③スピーキング:4課題、身近な話題について話し、読んだり聞いたりした内容について話し合います。
④ライティング:2課題、文章を読み、録音を聞き、自分の意見を入力します。オンライン教室でのディスカッションにおいて意見を入力します。
採点方法:
リーディング:(0-30)
リスニング:(0-30)
スピーキング:(0-30)
ライティング:(0-30)
合計:(0-120)
アメリカで看護師になるには、どのくらいの英語力が必要なの?というご質問をよくいただきます。州によって、試験を受けるのに英語のテストを要するところ、不要なところがあります。例えば、カリフォルニア州は、TOEFLのスコアを受験資格のひとつとして提出しなければいけません。求められるスコアは、リーディング22、リスニング22、スピーキング26、ライティング22、合計92点です。
アメリカの大学に入学するのに、アメリカの私立名門大学では、合計で100点以上を必要とされますが、60点以上で入学を許可される大学もありますので、求められるレベルを容易に想像できるかと思います。
スコア レポートの掲載と郵送:
TOEFL iBT のスコアは、テストを受けてから約 4ー8 日後にオンラインで掲載されます。TOEFL iBTテストの公式スコア レポートは、テストを受けてから 11 営業日以内 に指定の受信者に送信されます。各機関が使用するスコア配信方法によっては、それより早くなる場合があります。
今回は、英語を母国語としない人の英語の能力を測定するテスト、TOEFLについて、テストの構成、それぞれの試験時間、問題数、内容、スコアについてご紹介しました。参考にしていただければ幸いです。
アメリカで看護師になりたい方のサポートをしています。ぜひご連絡ください。