- アメリカで看護師として働くってどんな感じ?
- どんな人が働いているの?お給料ってどのくらい?
- 大卒が多いの?
などなど、漠然とした数えきれないほどのたくさんの疑問が浮かぶかもしれません。
今回は、アメリカの看護師の実態についてAmerican Association of Colleges of Nursing (アメリカ看護大学協会)に記載されている Nursing Workforce Fact Sheet
(看護師の労働ファクトシート)を引用してご紹介します。
Nursig workforce fact sheet
- 看護は最大の医療専門職であり、全国に約 520 万人の看護師 (RN) がいます。
- 看護師 の年齢中央値は 46 歳です。 また、看護師の 4 分の 1 以上が、今後 5 年間で看護職を辞めるか、退職する計画があると報告しています。
- 2022 年の 看護師人口の人種別内訳は 80% が白人でした。 7.4%が アジア人、 6.3% 黒人/アフリカ系アメリカ人、2.5% 複数人種、また、 0.4%が アメリカ先住民またはアラスカ先住民。 0.4% はハワイ先住民またはその他の太平洋諸島民でした。
- 2020年から2022年にかけて、看護職に就く男性の割合は、9.4%から11.2%に増加しました。
- 政府は、2021年から2031年にかけて、毎年20万人を超える新たな看護師の雇用が増えると予想しています。
- 看護師は、米国の労働力の中で給与が高い職業の一つです。労働統計局によると、内科・外科病院で働く看護師の55%近くの平均年間給与は77,600ドルでした。
- 看護師の労働力の増加には、予防ケアの重視の高まりなど、さまざまな理由が考えられます。 糖尿病や肥満などの慢性疾患の増加率。 また、団塊の世代の人々はより長く、より活動的な生活を送るため、医療サービスに対する需要も高まっています。
- 現在ほとんどの看護師は、4 年制大学を卒業して得られる学士号、またはコミュニティ カレッジ卒業で得られる準学位を取得して臨床現場に入ります。 2022 年の時点で、看護師の 71.7% が看護学士号以上の学位を取得しています。
- 雇用主は、学士号を取得している新人看護師を強く望んでいます。 新卒看護師の雇用に関するAACNの最新調査結果によると、雇用主の約28%が4年制大学卒の学歴を雇用の条件としています。また、72%は学士号を取得した看護師を強く望んでいます。
- 2022 年には、看護師の 17.4% が最高学歴として修士号、2.7% が博士号を取得しています。 現在、高度な診療、臨床専門、教育、研究の役割を担う修士号および博士号を取得した看護師に対する需要は、供給をはるかに上回っています。
アメリカで看護師になるには、などご質問がありましたら是非お気軽にご連絡ください。