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歯科医師の仕事は、人々の口腔領域の健康を守り、社会的にも高く評価されています。日本とアメリカ、それぞれ所得Top20の職業に歯科医師は入るでしょうか? 歯科医師はいくら稼げる? 日本の場合 アメリカの場合 日本の場合 1、医師 1470万円 2、パイロット 1,107万円 3、経営・金融・保険専門職業従事者 1,100万円 4、大学教授(高専)含む 1,091万円 5、法務従事者 970万円 6、歯科医師 874万円 7、大学准教授 871万円 8、管理的職業従事者 851万円 9、音楽家、舞台芸術家 763万円 10、システムコンサルタント・設計者 758万円 11、研究者 747万円 12、小・中学校教員 744万円 13、著述家、記者、編集者 734万円 14、高等学校教員 727万円 15、大学講師・助教 715万円 16、企画事務員 701万円 17、保険営業職業従事者 696万円 18、公認会計士・税理士 691万円 19、発電員・変電員 672万円 20、輸送用機器技術者 662万円 アメリカの場合 1、麻酔科医: $331,190 2、口腔および顎顔面外科医: $311,460 3、産婦人科医:296,210ドル 4、外科医: $294,520 5、矯正医: $267,280 6、医師(その他):255,110ドル 7、精神科医: $249,760 8、内科医:$ 242,190 9、家庭医:235,930ドル 10、最高経営責任者: $213,020 11、看護師の麻酔医: $202,470 12、小児科医(一般):198,420ドル 13、航空会社のパイロット、副操縦士、航空士:$198,190 14、歯科医師(その他すべての専門分野): $175,160 15、歯科医師(一般):$ 167,160 16、コンピュータおよび情報システム管理者: $162,930 17、建築およびエンジニアリング マネジャー:$158,97018、自然科学マネージャー: $156,110 19、財務マネージャー: $153,460 20、マーケティングマネージャー: $153,440 25、補綴医: $143,730 日本では6位に歯科医師、アメリカでは2位に口腔および顎顔面外科医、5位に歯科矯正医、14位に歯科医師(そのほか全ての専門分野)、15位に歯科医師(一般)、そして25位に歯科医師(補綴医)となりました。 日本とアメリカの一般歯科医とを見ると現在の為替レートでは3倍近く年収が違います。口腔および顎顔面外科医とは6倍近くの差があります。 生活費の違いなど一概に日米を比較することは難しいですが、この収入の違いはアメリカでチャレンジするモチベーションの一つになるかもしれません。(1ドル150円換算) UNIVALEOでは、留学準備のお手伝いをさせて頂くだけでなく、最重要事項とも言えるVISA取得のお手伝いも致します。アメリカでの歯科医師を目指している方、興味のある方もお気軽にお問い合わせください。

歯科医院は、予防処置および歯科治療を患者様に提供するのに役立つため、地域社会で必要なビジネスです。口腔内の衛生状態を良好に保つことは、前向きで健康的な生活を送るために不可欠で、患者様の健康を維持するのに役立ちます。 アメリカで歯科ビジネスを始める 必要な10つのステップ 歯科医師のアメリカでの所得 必要な10つのステップ 次の10のステップに従って歯科医院を始めましょう。 歯科医院を計画する 歯科医院を法人化する 税金のための歯科医院の登録 ビジネス銀行口座とクレジットカードを開設する 歯科医院の会計を設定する 歯科医院に必要な許可とライセンスを取得する 歯科医院の保険に入る 歯科医院のブランド(マーケティング戦略)を決定する 歯科医院のウェブサイトを作成する ビジネス電話システムを設定する ビジネスを始めるには、州に登録するだけではありません。歯科医院を始めるにあたりこの手順により、新しいビジネスが適切に計画され、適切に登録され、法的に準拠していることを確認できます. 歯科医師のアメリカでの所得は? 2022年9月26日の時点で、米国の歯科医の平均給与は177,158 ドルですが、通常、その範囲は154,376~ 204,543ドルです。給与の範囲は、教育、専門医資格、追加のスキル、専門医としての経験年数など、多くの重要な要因によって大きく異なります。 アメリカの世帯収入の中央値は年間 67,521 ドルです。 アメリカ国内で生活費の高いTop3 1位ハワイ、2位ニューヨーク、3位カリフォルニアと大変人気の場所になります。 アメリカ国内 生活費の低い10州 ミシシッピ、カンザス、オクラホマ、アラバマ、ジョージア、テネシー、ミズーリ、アイオワ、ウェストバージニア、インディアナとなります。 人気のある大都市では歯科医師過剰がみられるが、その他の地域では歯科医師不足です。まずは生活費の低い歯科医師不足の州で開業されるのも良いプランです。 UNIVALEOでは歯科医院の開業のお手伝いをさせて頂くだけでなく、最重要事項とも言えるVISA取得のお手伝いも致します。 アメリカでの歯科医師を目指している方、興味のある方もお気軽にお問い合わせください。

日本の歯科医院はコンビニの数より多いと言われて久しいですが、アメリカでは歯学部を増やし歯科医師数を増やす政策をとっています。勉強量や入学の大変さはもちろん学費も高額ですが、歯科医師なった暁には社会への貢献度やステイタス、給与も高く、充実した人生をおくれます。多様な人種が住むアメリカには、アジア系の患者さんも多く、きめ細やかな治療を行える日本人歯科医師は大変人気です。 この記事では、アメリカで歯科医師になる方法をご紹介いたします。 アメリカで歯科医師になる方法 アメリカの歯学部に入学する 国際歯科医師教育プログラムに入学する 「専門医コース」レジデントになる アメリカの歯学部に入学する アメリカの歯学部は大学院の位置付けであり、入学する為には通常の大学の学部4年間を卒業してからです。入学は非常に難関で人気のある競争の激しい分野です。卒業まで4年間かかり、学費・生活費を考えるとかなりの資金が必要となります。 日本で歯科医師の免許を持っていない方 海外の歯科医師免許保持者へのCODAに認定された国際歯科医師教育プログラムのあるアメリカの歯学部に入学する方法です。プログラムは2年と短く、時間的な負担は少ないが学費は高額です。入学前に米国歯科医師国家試験(INBDE)の合格が必要な場合が多く、「TOEFL」の一定水準以上の点数や日本の歯学部での成績の提示、推薦状などが必要です。また、プログラム終了後は働きたい州ごとの試験を受け、合格した州でのみ診療が可能です。このプログラムは大変人気であり、高競争率 です。 「専門医コース」レジデントになる 専門医レジデントプログラムのメリットは、1つの専門分野に特化して深く学ぶため、分野によってはかなり年収が高くなります。専門分野にごとに履修期間は違い、2年〜3年です。口腔外科のみ例外で4年〜6年かかります。レジデントプログラム入学も難関であり、「TOEFL」での一定水準以上の点数や入学前に「INBDE」の合格が必須な場合もあります。専門医免許取得後は、指定された州で臨床経験を積む必要があり、その後に働きたい州の歯科医師免許試験の受験となります。 アメリカで歯科医師として活躍するためには、手続きや歯科医師試験に合格する為の努力は必要です。その努力して取った免許を使って歯科医師として働く為にはビザ取得が必ず必要となります。ビザ取得方法を事前に考えて行動する事が鍵となります。 アメリカでの歯科医師を目指している方、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

アメリカで看護師になるには、NCLEXという看護師資格試験に合格する必要があります。NCLEXの受験資格は、アメリカの看護大学や看護短大を卒業することで得ることができます。また海外で看護師の資格を持つ者も、希望の州に申し込むことにより受験資格を得ることができることもあります。 アメリカ看護師資格試験の難易度 NCLEX試験はどのくらい難しいのでしょうか。2022年の1月から3月の合格率が発表されたので、前年、前々年の結果と比較してみます。 NCLEXーRN(正看護師): 試験合格率 NCLEXーPN(准看護師): 試験合格率 NCLEXーRN(正看護師): 試験合格率 アメリカで教育を受けた者の方が、外国で教育を受けたものより合格率が高いのは明らかです。また、4年制大学を卒業した者の方が、2年制大学にくらべ、合格率が高いこともわかります。それぞれが、どのような勉強法を行って合格に至ったのかの記述はありません。 気になるのは、1回目受験者において、4年制大学の卒業生の合格率が、2020年から2022年にかけて約5%も下がったこと。また、2年生大学卒業者の合格率も2020年から2022年にかけて3%以上も下がっています。これは、コロナの影響で、対面の授業が減ったり、NCLEXの勉強についてもオンラインに切り替わったなどの影響があるのかもしれません。 その反面、外国で教育を受けた者の合格率は2020年から2022年にかけて1回目受験者も再試験車も3%近く上昇しています。 RN(正看護師) 2022年1-3月 2021年 2020年 アメリカで教育を受けた者       1回目受験の合格率       4年制大学卒業者 85.59% 86.06% 90.29% 2年制大学卒業者 79.23% 78.78% 82.80% 再試験者の合格率 42.21% 45.52% 42.94%         外国で教育を受けた者       1回目受験の合格率 46.64% 46.68% 43.71% 再試験者の合格率 27.49% 27.75% 24.84% NCLEXーPN(准看護師): 試験合格率 こちらも、アメリカで教育を受けた者の方が、外国で教育を受けた者より合格率が高いのは明らかです。アメリカで教育を受けた者の合格率が、2020年から2021年に向けて3%以上も下がりましたが、2022年に約3%上がりました。一方、外国で教育を受けた者の合格率は、2020年から2年連続約3%下がっていることがわかります。 PN(准看護師) 2022年1-3月 2021年 2020年 アメリカで教育を受けた者       1回目の合格率 82.16% 79.60% 83.08% 再試験者の合格率 37.91% 35.42% 35.64%         外国で教育を受けた者       1回目の合格率 48.65% 51.49% 54.82% 再試験者の合格率 27.41% 18.18% 25.04% 来年2023年の4月から開始される新しいNCLEX。NCLEXは本来アメリカの新卒看護師が受ける試験です。基本的な知識と技術に加え、安全かつ適切な臨床判断を下せるか、そのために必要な情報を見落とさず収集できるかが問われます。2023年から新しく変わるということで、合格率がどうなるのか気になるところです。 NCLEXについて、また日本の看護師の免許をアメリカの免許に書き換えたいなど、ご質問がありましたら、ぜひお問い合わせください。

NCLEXとは、アメリカで看護師になるための資格試験です。アメリカの看護大学を卒業した人も、外国で看護師の資格を持っている人も、アメリカで看護師として就労するには、必ず受けなければならない試験です。 新しいNCLEX そのNCLEXが2023年の4月から Next Generation NCLEXという新しいバージョンに変わります。ではこの新しいNCLEXとはどんな試験なのでしょう。どんな対策をすればいいのでしょうか。今回は、NGN(Next Generation NCLEX) テストについて説明します。 Next Generation NCLEXとは? 新しいNCLEXはいつから施行されるか? テスト形式に変更は? Next Generation NCLEXとは? 新しいバージョンのNCLEXテストです。短くNGNとも呼ばれます。 NCLEXとは、受験者が、安全な看護を行うのに必要な基本的な知識と技術を備えているかを見るテストです。近年の医療として、患者の重症度があがってきていることもあり、さらに看護師の臨床的な判断と決断が不可欠になってきています。あるレポートによると、約半数のエントリーレベルの看護師がなにかの実践的なエラーに関わり、また半数以上のエントリーレベルの看護師が不十分な臨床的判断をしたことがあるとあります。さらに、エントリーレベルの看護師の判断能力に満足している雇用主はほんの20%に過ぎないということでした。この新しい NCLEX の目的は、受験者の臨床的判断能力をより適切に評価することです。 新しいNCLEXはいつから施行されるか? 2023年の4月1日から施行されます。現在のNCLEXの採点方法は二分法で正解か不正解かですが、NGNでは、全てが正解していなくても部分的にあっていれば、その分の点数がもらえます。 テスト形式に変更は? 受験者の臨床的判断を評価するのに 5 つの新しいテスト形式が加わります。 Extended Multiple Response – 複数回答  複数回答問題では、受験者は一度に 1 つ以上の回答オプションを選択できます。このタイプの問題は、現在の NCLEX の複数回答問題に似ていますが、より多くのオプションがあり、部分的な点数がもらえる採点方法を使用しています。 Extended Drag and Drop – ドラッグ アンド ドロップ ドラッグ アンド ドロップ形式では、受験者は解答オプションを解答スペースに移動または配置します。このタイプの問題は、現在のNCLEXの形式に似ていますが、解答オプションの方が解答スペースより多く、全ての解答オプションが解答スペースにおさまらないこともあります。 Cloze (Drop – Down) – ドロップダウン ドロップダウンでは、受験者がドロップダウン リストから 1 つの解答を選択します。これらのドロップダウン リストは、単語か、フレーズかの選択があり、センテンスの中に含まれています。 Enhanced Hot Spot (Highlighting) – ハイライティング ハイライティングでは、受験者は選んだ解答をクリックすることでハイライト(解答を選択)します。この形式の問題は、例えばメディカルレコードの中から、看護記録、既往歴、臨床結果、など問われている答えを選んでハイライトします。 Matrix/Grid – マトリックス/グリッド マトリックス/グリッドでは、受験者は各行または列に対して 1 つ以上の解答オプションを選択できます。 来年2023年の4月から開始される新しいNCLEX。NCLEXは本来アメリカの新卒看護師が受ける試験です。基本的な知識と技術に加え、安全かつ適切な臨床判断を下せるか、そのために必要な情報を見落とさず収集できるかが問われます。 日本で実際に看護経験のある方にはそうハードルが高くはないのではないかと思っています。 日本からの看護師免許のトランスファー、NCLEX受験対策など、どんな些細なご質問でも、ぜひお問い合わせください。

看護師に向いている人の特徴のひとつに、向上心や生涯学習の精神がある、とあります。これは当たっていると思います。周りの看護師を見回しても、新しい技術を常に習得しようとしていたり、新しい分野に挑戦しようとしていたり。日本で看護師をしていながら、アメリカで看護師をしてみたい、なんて漠然と考えている人もまさにその精神の表れだと思います。 アメリカの看護師って日本の看護師とどう違うの? 仕事の内容、お給料、キャリアップへの道、社会的地位の違いについて比較してみたいと思います。 仕事の内容の違い 給料の違い 高度看護師への道 社会的地位の違い 仕事の内容の違い アメリカの病院では、看護師は患者の診察、医師からの指示受け、けがの処置や治療、薬の投与など、より専門的な仕事がほとんどです。患者さんの身の回りの世話はCNA(看護助手)が行います。投薬の準備は、薬剤師が行います。 また、投薬の指示に疑問があれば、薬剤師が直接医師に連絡をとり確認します。大切な役割は、いかにCNAとうまくコミュニケーションをとって、一緒に仕事をするかです。CNAの仕事をスーパーバイズすることも大切なので、しっかり監督をしながらもよい関係を保ち仕事をすることが不可欠です。今現在は、日本の看護師の仕事内容も、変わってきているかもしれませんが、以前は、ベッドメーキングや、点滴薬の準備、採血、なども看護師が行っていた記憶があります。 給料の違い アメリカの看護師の給料は、州によっても違いますが、平均で年収$75,000程、日本の看護師の平均年収は約500万円程。アメリカの看護師の年収は日本の看護師のおよそ2倍です。多くの医療機関で、年に一度昇給の機会があるので毎年昇給することも望めます。 高度看護師への道 アメリカの看護師は、看護学士(Bachelor’s Degree)をとったあと、さらに高度な教育を受け、ナースプラクティショナー、助産師、麻酔看護師などというさらなる道が開けます。 ナースプラクティショナー ナースプラクティショナーは、看護修士(Master of Science in Nursing)を要する看護資格で、一定レベルの診断や治療が行えます。患者さんを診察し薬を処方したり、必要に応じてレントゲンや血液検査もオーダーできます。ナースプラクティショナーの平均年収は、州により違いますが、約$107,000程です。 助産師 助産師(Certified Nuse Midwife)は出産前から出産後のケアやサポートを提供します。病院やバースセンターで働き、独立した妊婦検診、薬の処方を含めたプライマリーケア、超音波を用いた診断、出産介助、帝王切開の第一助手、患者教育、婦人科の検診、避妊具の挿入および避妊薬の処方、受胎調節、性病の診断・治療および患者教育などに携わっています。助産師の平均年収は、州により違いますが、約$123,000程です。 麻酔看護師 麻酔看護師はクリニックや、外来の手術センター、病院などで、麻酔科医と協力して、安全な麻酔の管理を行います。NBCRNA(National Board of Certification and Recertification for Nurse Anesthetists) と呼ばれる試験に合格すれば麻酔看護師として働けます。2022年から、Doctor of Nursing (Anestheria) Practice を取得しなければならなくなったため、さらに高度な教育を受けて取得する資格になります。麻酔看護師の平均年収は、州により違いますが、約$200,000程です。 社会的地位の違い 日本の看護師の仕事は3Kといい、「きつい」「汚い」「危険」のそれぞれをローマ字で書いた時の頭文字をとったものです。とてもネガティブに聞こえます。 また、コロナ感染者を治療する仕事に就く人達が理不尽な差別や嫌がらせを受けたなんていうニュースも耳にしました。一方、アメリカの看護師は、医師と対等に会話し、准看護師や看護助手を指導する立場です。高収入を望めること、働き方に自由があることなどもあり、社会的地位は高いといえます。 アメリカの看護師は、他の職種の人との仕事分担がしっかりなされているので、看護師本来の仕事に専念でき、高収入です。高度看護師への道も開けていて、キャリアアップをする環境が整っています。さらに、社会的地位が高く、今現在の2022年度は円安のあおりも受けて、アメリカで看護師になることを志す人はさらに増える傾向にあります。 Univaleoでは、アメリカで看護師になる方の支援をしています。どんな些細なご質問でも、お気軽にお問い合わせください。

日本でアメリカで看護師になることを目指している方。NCLEX(看護師免許試験)に合格すればすぐに看護師として働けると思っていませんか?現実は、アメリカで合法に働ける許可が必要です。実際、せっかくNCLEXに合格したのに、ビザがとれずに泣く泣くあきらめて帰国する方もいらっしゃいます。 米国ビザの種類やルールは様々 米国市民か、永住権保持者との結婚により、グリーンカードを取得される方もいらっしゃいますが、今回は、アメリカで合法に働けるビザ取得についてお話ししたいと思います。 アメリカのビザ状況は頻繁に変わり、また個人の状況により、ビザの取得を左右することが多々あります。 H-1Cビザ H-1Bビザ グリーンカード H-1Cビザ このビザは看護師不足を補うためにつくられた外国人看護師専用のビザです。1999年に発足されて、一年に上限500人の看護師に発行されました。ところが、2009年にH-1Cビザの申請は中止されました。現在もH-1Cビザは中止されたままです。 H-1Bビザ H1Bビザは、専門職ビザと呼ばれ、専門職を有する外国人労働者が申し込むことのできるビザです。例えば、医者、会計士、薬剤師、コンピューターのプログラマーなどがこの専門職に含まれます。H-1Bビザの申請に必要な重要要件のひとつに、最低の学歴として4年制大学の学士号、または同等のものを持っていることがあります。今現在、看護師は準学士号を取得していれば就くことができる専門職ということで、看護師の職はH-1Bの学歴基準を満たしていないと判断されています。という理由から、移民局は多くの看護師のH-1Bビザ申請を却下してきました。 グリーンカード 外国の看護師として、アメリカで合法に働くにはグリーンカードと呼ばれるアメリカ永住権を取得する方法があります。グリーンカード取得への道のりを大まかに説明します。 まず、グリーンカードを申請するには、勤務先が必要です。ですので、NCLEXに合格したら、まず就職先を探します。ここでとても大切なことは、グリーンカード申請をサポートしてくれる医療機関を探すことです。日本では、大規模に求人があるのは卒業の時期ですが、アメリカでの求人は年間を通してあります。 ビザ取得後の就職活動について 求人の内容を詳しく確認することも大切です。例えば、大都市で移民が多い地域の医療機関では、バイリンガルの看護師を探していることがよくあります。日本語を話す看護師の求人があれば、とても有利といえます。 また、看護師の免許はもちろんですが、BLS(Basic Life Support)の証明書を必要とされることも多いので、コースをとっておくこともお勧めします。日本では、医療機関に申し込み、採用後、配属が決まることが多いですが、アメリカでは、求人のあるポジションに申し込む形が多いです。ですから、ICUを希望であればICUナース、Case Managerナースを希望であれば、そのポジションに申し込みます。申し込んでも面接に至るとは限らないので、いくつものポジションに申し込むことも勧めます。 実績重視のアメリカ 日本では、履歴書があり、それに沿って記入していきますが、アメリカでは履歴書は自由です。ですので、個人の特性をアピールすることが可能なので、リクルーターの目に留まるような工夫をした履歴書をつくってみてはいかがでしょうか。 日本でたくさんのキャリアを積んでこられても、アメリカでそれが経験として加算されるかは医療機関によります。NCLEXに最近合格したということで、新卒扱いになるかもしれません。病院によっては、New Grad Program (新卒研修)に入るように言われるかもしれません。 日本から来てはじめてアメリカで看護師として働く場合、新卒研修でいろいろ学ぶことも有益かもしれません。 就職活動で話が長くなってしまいましたが、就職先が決まってからグリーンカードの申請を開始します。その後、CGFNSビザスクリーンの審査が必要になります。グリーンカードの申請については、各個人により状況が違いますので、経験が豊富な移民弁護士さんにご相談されることをお勧めします。 就職活動、グリーンカードの申請等、質問がございましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。

日本で看護師の経験を積みながら、医療の先端アメリカで看護師になる!なんて思い描いたことありませんか? 常夏のハワイで看護師になる、あるいは憧れのカリフォルニア?ニューヨーク?でも、ソーシャルセキュリティーナンバーが必要だったり、英語のテストが必要、または、合法に働けるビザが必要、なんて条件を見てしまうとついつい先延ばし、あるいは、あきらめてしまってる方もいるかと思います。 日本では、看護師の資格は国家試験ですが、アメリカでは州ごとに免許が発行されます。どの州でも、NCLEX試験という看護師試験に合格することにより看護師になることができますが、州によってNCLEX試験の受験資格を獲得するのに必要な条件が違うのです。 つまり、比較的資格をとりやすい州で看護師免許を取得し、他の州にエンドース(書き換え)することも可能なのです。 今回は看護師のライセンスを他の州にエンドースする方法について説明します。 ニューヨーク New York カリフォルニア California ハワイ Hawaii NLC Nurse Licensure Compact ニューヨーク 現在、日本からアメリカで看護師になる場合、ニューヨークが比較的簡単だと言われています。理由としては、英語のテストスコア(TOEFLなど)が必要なく、ソーシャルセキュリティーナンバー(個人番号)も必要ない為、外国の看護学校を卒業していてもスムーズに書類申請ができ、NCLEX試験の受験資格を取得することができます。ニューヨークでは直接State Board of Nursingに申請する方法とCGFNSを通して申請する方法があります。(ただ、CGFNSは今混み合っているため、審査に一年以上かかってしまうケースもあるので、ご注意ください。) 他州からニューヨークへライセンスを書き換える場合。 現在保持している他州のライセンスの証明は必要ですが、英語のテストスコア(TOEFLなど)も、ソーシャルセキュリティーナンバー(個人番号)も必要ありません。外国の看護学校の成績証明書等の書類を、直接State Board of Nursingに申請する方法とCGFNSを通して申請する方法があります。 カリフォルニア 他州からカリフォルニアへライセンスを書き換える場合。 現在保持している他州のライセンスの証明のほかに、看護学校の成績証明書が求められています。ただし、過去にCGFNSを通して審査してもらっている場合は、CGFNSからの証明書も受け入れられます。また、ソーシャルセキュリティーナンバーか、タックスIDも必要です。弊社ではタックスIDナンバーの取得サポートもできますので、お持ちでない方は、ぜひご相談ください。 さらに、カリフォルニア州では英語のテストスコア(TOEFL)が求められるので、他州からのエンドースをするにも、カリフォルニアは難易度が高いといえます。 ハワイ 他州からハワイへライセンスを書き換える場合。 現在保持している他州のライセンスの証明のほかに、ソーシャルセキュリティーナンバーが必要です。また、成績証明書をハワイのState of Board of Nursing が指定しているCGFNSかJosef Silny & Associates, Inc.、 International Education Consultantsを通して審査してもらう必要があります。 NLC (Nurse Licensure Compact) NLCとは、Nurse Licensure Compact の略で、多数の州で、ライセンスを共有することです。NLCに参加している州で、看護師の免許を取得すると、その他のNLCに参加している州で看護師として働くことができます。ただ、ニューヨーク、カリフォルニア、ハワイ州はNLCに参加していないので、エンドースが必要なのです。 RN免許を取得していても、アメリカでは州ごとに規定が違うので、また審査を通過する必要があります。 書き換えの際、NCLEXの受験は不要ですが、州が定めている必要な単位などを満たしているか審査します。カリフォルニア州で必要とされるタックスID を含め、他州へのライセンスの書き換えもお手伝いしています。 お気軽にお問い合わせください。

アメリカの医療ではナースプラクティショナー(略称:NP)という職業をよく聞きます。日本では聞きなれない言葉ですが、実は平成20年から大学院修士課程でナースプラクティショナーの教育が始まり、診療看護師として知られています。現在日本でナースプラクティショナーの資格を取得している人は約400人程度ですが、アメリカでは355,000人以上います。また、一定の診療ができるため、医療従事者の人材不足が続いている中、ナースプラクティショナーを必要とする医療機関が増えています。 こちらのページではアメリカでナースプラクティショナーとして働く方法やメリットをご紹介します。 ナースプラクティショナーについて ナースプラクティショナーになる方法 仕事内容 メリット ナースプラクティショナーになる方法 ナースプラクティショナーになるためには、まず正看護師(Registered Nurse)の免許が必要です。4年制大学で看護学位(BSN)を取得後、NCLEX-RNという正看護師国家試験を受験します。合格直後に正看護師の免許が発行されます。日本で正看護師の免許をすでに取得している場合、CGFNSに日本の看護学校で取得した単位を審査してもらいます。無事に審査を通過できた場合は、留学せずに国家試験を受けられます。 さらに、ナースプラクティショナーは高度実践看護師(Advanced Practice Registered Nurse 略称:APRN)の一種なので、RN免許取得後、大学院でナースプラクティショナーのコースを受講する必要があります。博士号または修士号を取得したら、ナースプラクティショナーの国家試験を受験することができ、合格後、NP免許が発行されます。 ここで注意しておきたいのが、アメリカは州によって規定が異なるため、働きたい州をまず決め、そこに合わせて大学を選ぶことが重要です。 仕事内容 ナースプラクティショナーは医師がいなくても診察、診断、治療のオーダーを行うことができ、医者より長く患者さんと向き合うので、満足度が高いことで知られています。医療行為は州によって異なりますが、一般的には病状の記録や身体検査、治療計画の作成や薬剤処方もできます。このように、医者が行う業務もできるので、アメリカでは患者さんがより早く治療をできるようになっています。また、ファミリーNP、救急NP、小児NP、成人NP、腫瘍学NPなどの専門ナースプラクティショナーもいます。 一般病院やクリニックはもちろん、自宅訪問サービスや施設などでも働けます。ただ、アメリカで働くにはビザまたは永住権が必要です。NP免許を取得後、ビザのスポンサーになる医療機関を見つけなければいけません。スポンサー探しにお困りの際は弊社がサポートいたします。 メリット 州や医療機関によって待遇はさまざまですが、正看護師(RN)より高額収入が期待できます。ナースプラクティショナーの平均年収はおよそ$130,000、日本円で1800万円以上になります。 また、キャリアアップを考えた時、ナースプラクティショナーを目指す看護師が多いです。ナースプラクティショナーになると、クリニックを開業できたり、通常の看護業務以外のこともできるからです。さらに、クリニックや病院のほか、医療研究や看護教育に携わることができるので、やりがいのあるお仕事ではないでしょうか。 アメリカのナースプラクティショナーになるためには、州の規定に基づいた看護学位、正看護師免許、そして高度実践看護師の免許が必要ですが、医師に近い立場で患者さんと向き合うことができ、給与も非常に高いです。 弊社では看護留学、受験対策、免許の書類申請、ご希望の州でビザ・永住権のスポンサーをご紹介しております。 まずはお気軽にお問い合わせください。

アメリカで看護師をしたいとお考えのあなた。でも、「書類申請の仕方がわからない」、「どの州がいいかわからない」、「英語が話せない」などの理由で諦めていませんか? アメリカの医療は日本よりはるかに進んでおり、看護師の地位や待遇もいいと言われています。ですが、アメリカで看護師を目指すにあたって、どこの州で働くかが一番重要な点です。大都市があるニューヨーク、カリフォルニア、ハワイが人気ですが、それぞれ州によって必要な書類申請が違ったり、給与も違ったりします。 そこで、この記事ではアメリカで看護師になる前に知っておくべきことを分かりやすく解説します。 どの州を選ぶべきか ニューヨーク New York カリフォルニア California ハワイ Hawaii ニューヨーク 現在、日本からアメリカで看護師になる場合、ニューヨークが一番簡単だと言われています。 英語のテストスコア(TOEFLなど)が必要なく、ソーシャルセキュリティーナンバー(個人番号)も必要ない為、外国の看護学校を卒業していてもスムーズに書類申請ができ、国家試験の受験資格を取得することができます。 ニューヨークでは直接State Board of Nursingに申請する方法とCGFNSを通して申請する方法があります。ただ、CGFNSは今混み合っているため、審査に一年以上かかってしまうケースもあるので、ご注意ください。 ニューヨークは移民が多く、バイリンガルの看護師を必要とする医療機関も数多くあります。そのため、ビザのサポートをしている医療機関が沢山あり、アメリカで合法的に働けます。ニューヨークの正看護師(RN)の平均収入は$93,000と言われています。 カリフォルニア カリフォルニア州ではCGFNSを通さず、直接State Board of Nursingに申請します。ここで、重要なポイントがあります。 よく、カリフォルニア州ではソーシャルセキュリティーナンバーが必要なため、ほぼ不可能と記載されてある記事などを見かけますが、実はタックスIDでもいいんです! なお弊社ではタックスIDナンバー取得のサポートもできますので、カリフォルニア州で看護師を目指すことが可能です。 あと、カリフォルニア州では英語のテストスコア(TOEFL)が求められるので、英語の勉強をまず始めるのが看護師国家試験(NCLEX)までの第一歩となります。 アメリカで医療従事者の人材不足が続く中、カリフォルニア州は看護師の需要が一番高く、年収も一番いいです。RNの平均年収はアメリカでトップの$125,000です。 ハワイ 常夏の島、ハワイで看護師をすることを思い描いていらっしゃる方もいることと思います。 ハワイで看護師になるためには、ソーシャルセキュリティーナンバーが必要です。また、成績証明書をハワイのState of Board of Nursing が指定しているCGFNSかJosef Silny & Associates, Inc.、 International Education Consultantsを通して審査してもらう必要があります。また、ハワイでNCLEXの受験資格を得られ合格しても、合法に働けるビザとソーシャルセキュリティーナンバーがないと条件付きの免許を発行してもらえるだけで、就労することはできません。 また、NCLEXの試験に3回失敗してしまった場合、これにはハワイ州以外で受けたNCLEX試験も含まれますが、4度目のテストを受ける前にハワイ州が承認した講習を受講し、そのクラスを終了後6か月以内にNCLEXの再試験を申し込まなくてはなりません。 以上をふまえると、ハワイ州で看護師になるのは他州に比べるとハードルが高いと言わざるをえないと思います。 ですが、ハワイには日系人が数多く住んでいるため、日本語を話せる医療従事者が必要とされています。とくに、老人ホームなどでは日系の看護師を募集しているのをよく見かけます。ハワイの平均年収は$106,000です。 以上、お問い合わせの多い州についてまとめてみました。 エンドースメントといって、お持ちの州の看護師免許をもとに他の州の看護師免許を発行してもらうことも可能なので、どこの州で免許を取るのかを迷われている方は、取りやすいところで取るという選択もあります。

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