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なぜアメリカで看護師が人気の職業なのか -10の理由

現在、アメリカの大学では、ビジネス、アカウンティングと共にNursing(看護学)が人気の専攻です。

 

なぜ、アメリカでは看護師が人気の職業なのでしょうか?  その人気の理由を探ってみましょう!

アメリカでは30代、40代、またそれ以上の年齢の学生がたくさん学んでいます。一度、社会にでてからキャリアを変えたり、子育てがひと段落してから看護学を学ぶ学生も多いです。

1.安定した職業、高収入、手厚い福利厚生

看護師の求人は常にあります。多くの州で看護師が不足しており、雇用の機会に恵まれています。また、他の職業に比べ、高収入が望めます。アメリカ全土の看護師の平均年間給与は約80,000ドルで、有給の病気休暇や、有給休暇、健康保険、授業料の返還、退職の際のベネフィットなど、福利厚生が充実しています。

2.柔軟な勤務スケジュール

アメリカの看護師の勤務は、医療機関によって8時間、10時間、12時間のシフトがあります。病院では、日勤専門、夜勤専門、という勤務体制が多いので、スケジュール調整がしやすいといえます。フルタイム、パートタイムに加えてパーディエムという働けるときのみ勤務する、というポジションもあるのも恵まれた勤務環境といえます。12時間のシフトだと、フルタイムでも週に3日か4日の勤務になるので、シフトの組み方次第で育児中の看護師も働きやすいかもしれません。さらに、トラベルナースは、希望する勤務地とシフトで仕事を選ぶこともできます。

3.看護師になるためのいくつかの道のり

看護師になるのに、いくつものルートがあり、最短では2年間の学びで看護師になれます。

 

 

ADNかBSNを取得して看護師になり、仕事をしながらさらに高度な学位を目指せるのも利点です。

 

4.高度な学位・キャリアアップのチャンス

看護師になってからも、高度な学位を取得することにより、賃上げが期待でき、またナースプラクティショナーや麻酔看護師、助産師になることもできます。また、マネージャーなど医療機関の運営や管理に携わる機会もあります。


5.専門分野を選択または変更できる

看護師は自分が興味のある分野を選択し、働くことができます。たとえば、ICU、心臓血管外科、メンタルヘルス、透析分野など、希望の分野にトランスファーできる機会に恵まれています。ハイストレスな職場で、精神的に燃え尽きてしまう場合もあるかもしれません。そのような時にも、専門分野を変えることにより更なる飛躍が望めます。また、さらに専門性の高い分野でスキルアップしながら働くことも可能です。


6.応用可能なキャリアスキルを学ぶ

看護師は、他の職業を選択した場合にも役に立つ、応用可能なスキルをいくつも身に付けています。例えば、いろいろな患者さんと臨機応変に対応できるスキルは、人とのコミュニケーション力を磨き、カストマ―サービスやカウンセリングなどの道が開かれるかもしれません。

 

また、看護師は常に忙しい状況の中、タスクに優先順位を付けて業務をこなさなければいけないという、タイムマネージメント・タスクマネージメントに優れています。 これはどの職種においても必須のスキルです。

 

さらに、看護師は常にアップデートされる医療の進歩、ITの導入などにも対応しているので、変化の受け入れ、適応力にも優れています。違う職種に就くことになってもチャレンジ精神で次の目標にスムーズに向かっていくことができるでしょう。

 

 

7.キャリアを変えずに仕事を変える

看護師はさまざまな環境で働くことができるため、労働時間に制限があるときも、違う職場で働きたいと希望する場合でも、看護師としてのキャリアを存続することが可能です。病院やクリニックに加え、スクールナース、ホームヘルス、リサーチナース、看護教員などさまざまな分野において看護師が求められています。

8.やりがいのある仕事

看護師の仕事は、患者の回復を目の当たりにできたり、感謝されたり、と個人的な充実感をもたらしてくれる機会に恵まれています。新型コロナウイルスのパンデミック中には、医療従事者は「医療の英雄」と呼ばれたほど高い評価を得ました。

 

9.トラベルナースという働き方

トラベルナースは看護師が不足している地域に、大きな需要があります。時給、住宅手当、交通費などが含まれる給与パッケージが提供されるので、個人の負担少なく仕事を得ることができます。トラベルナースは、旅行者としてではなく、居住者としてその土地に住むことになるので、すべての観光地を訪れ、観光客ではなかなか体験できない現地の生活を見る機会を持つことができます。

 

10. シンプルなワードローブ

最後に、ユニフォームについて。医療機関で働くと、ほぼユニフォームは無料で提供されます。日本と違い、自宅からユニフォームを着ていくことが多いので、仕事に行く前に”今日は何を着ていこうかしら”の悩みがありません。また、仕事用の服を購入する必要がないので、節約にもなりますし、クローゼットの不必要なスペースを使うこともありません。


アメリカの看護師になりたい、そんなあなたを応援しています。

ご連絡をお待ちしています。


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