看護師お役立ちブログ
ノースカロライナで看護師になる
01.13.2025 | アメリカの看護師情報

日本で看護師として働きながら、”アメリカで看護師になる” を目指す方が年々増えているように感じます。日本での労働環境、待遇、お給料にもやもやを感じていたり、人生になにかの変化を求めたり、”やらずに後悔より、やって後悔”(?)的なチャレンジ精神でアメリカ看護師に挑戦する、などなど、人それぞれの理由でアメリカ看護師を目標に掲げる人がおおぜいいます。
心理学の研究によると、「やってから後悔」した人よりも「やらずに後悔」した人の割合が高いという結果が出ているそうです。自分の今までを振り返っても、もっと勉強しておけばよかった、あの時のチャンスをつかんでいたら、もっと大切に接していたら、などやらなかった後悔がいくつも思い起こされます。
では、どうしてあの時私は行動しなかったの?んんん、、、いい理由がみつからない。
そんなこと、ありませんか?
心のどこかで ”アメリカで看護師になる” にワクワクを感じているなら、一歩進んで心の声に耳を傾けてみたらどうでしょうか。そんなの無理、と蓋をしてしまったらそこまでです。
とはいえ、夢を追うにはお金もかかるし時間もかかります。そんな余裕はどこにもない、ということであれば、時期が整っていないかもしれません。それでも、まだワクワクがあるのなら、情報収集から始めてみてはどうでしょうか。
何の準備もせず行動に移しても うまくいかないことも、たくさんの準備を重ねれば重ねるほど、成功率が上がることは間違いないでしょう。
前置きが長くなりましたが、今回はお問い合わせがあった、ノースカロライナで看護師になるには、についてご紹介します。
アメリカで看護師ライセンスを取得するには、NCLEX-RNというテストに合格しなければなりません。受験資格を取得するには、希望する州の Board of Nursing (看護委員会) に申し込まなければいけません。州によって、必須項目が違うので注意が必要です。
以下が、ノースカロライナでライセンスを取得するために必要な要項です。
- 教育の記録*
- 英語能力試験**
- SSNカード
- 犯罪歴調査の合格
*教育の記録に関しては、教育評価機関を通して審査を受けなければなりません。認められている教育評価期間は、 IEE(International Education Evaluations, Inc) か、CGFNS (Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools) です。
**英語能力試験は、TOEFLかIELTSが認められています。
また、ノースカロライナ州は、NLC (Nursing Licensure Compact) に 参加しているので、ノースカロライナ州の免許を取得することで、他のNLCに参加している州でも看護業務を行うことが可能です。アメリカで看護師になることに興味のある方を応援しています。どんな些細なご質問でもお問い合わせいただければ 幸いです。