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アメリカで医師になる


doctor


アメリカのドクター

アメリカの医師は日本の医師に比べて大変な道のりを歩んできています。アメリカでは、高校卒業後に日本のように大学の医学部に進学することはできません。アメリカで医師免許を取得するために通う4年間のメディカルスクールは大学院のような位置付けで、このメディカルスクールに入学するためにはアメリカの4年生大学を卒業しておくか、もしくは日本の4年生大学を卒業して且つアメリカの大学に2年間以上通い、必要な単位を取得する必要があります。アメリカで一から勉強をし医師を目指す方はかなりの時間とお金が必要となります。

アメリカの働き方

日本の医師は「働きすぎ」と言われるほど、アメリカの医師達は自由に働いています。自由に働いても困らないほど、需要があるお仕事だからです。皆が自由な働き方ができるため、家庭環境や体調などに合わせて男女問わず勤務体系を選ぶことができ、産前・産後の女性医師も多数働き続けています。個人経営をしている病院だと週末は閉めている病院もよくあります。それでもアメリカの医師達は日本で働いている医師よりも一般的な収入が高いです。日本の勤務医は固定給ですが、アメリカは勤務医でも歩合給だからです。実力がある医師にとっては有利なシステムです。

アメリカで働く方法

日本で医学部を卒業した人は、まずはアメリカの医師免許を以下の順で取得する必要があります。

  • 日本で医学部を卒業
  • ECFMGにてUSMLE受験申込
  • USMLEステップ1
  • USMLEステップ2 CK
  • OET(2022年現在はOET)
  • 上記合格後ECFMG Certificate(医師免許)取得

In アメリカ

医師について

年収

日本の医師の平均年収は1,696万円、開業医は2,800万~4,000万円です(2022年度)。アメリカでは勤務医でも日本の開業医ぐらいは稼ぐことが可能です。また、毎年上昇しています。

人気のエリア

暖かい気候と多人種文化であることから、カリフォルニアでの就労を希望する方が多いです。また、カリフォルニアは平均年収も高いため人気です。その他にはニューヨークやテキサスが人気です。

高収入業種

アメリカの医師で特に年収が高いのは外科医です。2021-22年度で外科医の平均値が$511,000、次に美容整形の$479,000、耳鼻咽喉の$455,000、そして心臓医の$438,000と続きます。

メリット

収入が主なのメリットですが、日本と違って転職にネガティブなイメージがないため、今の勤務先より良い条件を提示してくれる病院があったら次々転職するのもアメリカで働く医師の特徴です。

ますます高まるアメリカ医療従事者の需要性

ますます高まるアメリカ
医療従事者の需要性

work in the United States

今アメリカで医療従事者の需要が拡大しているのを実感しています。その中でもホスピタリティーと技術を兼ね備えた人材が人気を集めています。コロナ禍の影響もあり、丁寧さと親切さを持ち合わせた医師の需要は年々増加しています。

 

Univaleoでは日本、アジアからアメリカの医療系会社で働く、医療会社を立ち上げる人々をサポートさせていただきます。

その他の医療従事者

歯科医師

アメリカの歯科医師は高収入で知られています。口腔外科や矯正歯科など様々な業種があり、専門医制度が確立しています。

看護師

看護師といっても種類は豊富。ナースプラクティショナー、麻酔看護師、助産師など業種によって働き方や収入が異なります。

歯科技工士

アメリカでは資格が必要ない歯科技工士。たくさんの歯科技工士は職場での実践を通じて知識と技術を身に付けていきます。